取引

スリッページ対策

スリッページについての解説です。
希望レートで通貨が買えないのは、システム上の誤差になりますが、神経質にならずFXシステムの設定で希望のレートで通貨を買えるように設定しましょう。

スリッページとは一体どのようなものでしょう。
FXでは100円でドルを買いたいと思ったとしても、買い注文をしたときに為替レートが変わってしまうことがあります。
これは相場が動いているために、希望の為替レートでドルを買うことができないということが起こります。

これをスリッページといいます。
スリッページが起こると何が困るのかというと、実際の為替レートよりも損な為替レートで買ってしまうことが多く、わずかな差ではありますが、レバレッジをかけてFX取引をしていると、コンマ以下のレート変動がかなり損益に影響してくるわけです。
スリッページは損に働くときもありますし、有利に働くこともあります。

スリッページを防ぐには、成行で買うよりも指値で買うようにしましょう。
つまり、この為替レートでないと取引が成立しないように設定しておくことです。
また、設定によっては為替レートに幅をもたせることができますので、そうやってスリッページ対策を行っておくと、約定為替レートによるズレがなくなり、ストレスなくFX取引ができるでしょう。
ただ、為替レートがリアルタイムに動いている以上は、スリッページはシステム上起こりうるものだと考えておいてください。

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